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2018年2月21日水曜日

『自分の言葉』で書く能力を養う文章練習法


 以前に投稿した「小説の執筆をする」という記事のなかで、僕はこんなことを書いています。

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 僕は以前に、
「『自分の言葉』って、なんだろう?」
 と自問自答をくり返し、
「おそらく、最初に思い浮かんだ言葉が『自分の言葉』なんだ」
 と思い至りました。

 そのため、第一稿では言葉を選ばずに、最初に思い浮かんだ言葉をそのまま書くようにしています。

詳しくはこちらをご参照ください。
小説の執筆をする (本条克明の小説作法5)
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 今回はこの記述の補足として、
「『自分の言葉』を引きだす文章練習法」
 について、お話しいたします。

2018年1月24日水曜日

プロット(物語)の作成能力を養う練習法


 今回は、
「プロット作成能力を養う練習法」
 について、お話しいたします。

「プロット」の意味については、こちらをご参照ください。
小説における「プロット」とは?

 ぶっちゃけたことを言ってしまうと、プロット作成能力を養ういちばん良い方法は、
「実際にプロット(物語)をつくること」
 それに尽きるんですけどね。

  モチーフ(題材)をもとに、
  設定をし、
  ストーリーを組む――

  納得のいくプロットになるまで、
  何度でもアイデアを練り直す――

 そのくり返しによって、プロット作成能力は養われていきます。
 地道な努力――というか、「実際につくる」というストレートな経験の積み重ねですよね、もっとも優れた訓練は。

 物語の創作においては、「これが正しい」というものを定義することはできません。
 創作の世界では、自由な発想が奨励され、斬新なアイデアやオリジナリティのある作品が求められているからです。

 そのため、プロットを作成する能力は、
「作家のセンス(感性)にかかっている」
 ということになるわけですが……

 その『センス』を養う練習法なら、あるんですね。

2018年1月13日土曜日

日記で、小説を書く練習をする方法


「日記を書くことが、小説を書く練習になる」
 と言う人がいます。

 たしかに、「日記を書く」という習慣には文章力を高める効果があると思います。
『話す』という行為は日常的なことであり自然なことですが、『書く』という行為は、それほど自然なことではありません。
 毎日文章を書くと、「書くこと」を自然な行為に近づけてくれます。

 とはいえ、僕の経験から言って「日記を書けば、小説の文章もうまく書けるようになる」とはかぎりません。
 日記で書く文章と、小説の文章は、かなりちがうからです。

「小説の修行法」として日記を書くのであれば、書き方をそれなりに工夫する必要があります

2018年1月12日金曜日

模写(もしゃ)は、優れた文章練習法


「文章力を高めるには、『本をたくさん読むことが絶対的に必要だ』という話を聞いたことがある。
 ……でも、私にはたくさんの本を読んでいる時間なんてない」

 そういう人には、模写(もしゃ)がオススメです。
 乱読(らんどく)するよりも、ずっと早く、確実に文章が上達します。

乱読とは、いろいろな本を手当たりしだいに読みまくること。

 実際に、僕は乱読をしたことがありますが……

 はっきり言って、模写のほうがずっと効果的に、文章力がアップしました。